最強レーサーの「コンフォート」モデル EDDY MERCKX 2011年モデル EMX-1

2017年12月17日

本日の新宿は人も車も多く、「師走の日曜だな」という感じがします。
本日のちょっとだけインプレッションは EDDY MERCKX (エディ メルクス) 2011年モデル EMX-1 105-5700
https://www.crowngears.com/item/3717004437059

エディメルクスと言えばツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアを五回づつ、その他多くのクラシックレースを制した
史上最強のロードレース選手。

そんなエディメルクスが引退後設立した、自らの名を冠したロードバイクブランド。
その中でEMX-1はどちらかというと「コンフォート」なラインであったようです。

いままでメルクスのバイクは触れたことがなかったので楽しみです。
日曜の明治通りは少しクルマ多め。後方に注意しつつスタート!

ペダリングは軽い!しかしそのまま無造作にダンシングで加速しようとすると思いのほかキョロキョロします!
どうやらハンドリングは結構クイックなようです。

重心位置を変えたり、スイートスポットを探ってみます。
いくつも発信加速を繰り返すとようやく自然にダンシングできるようになってきました。
わたしはどうも重心位置がハンドル寄りになってしまう傾向があるようなのですが、
このバイクの場合重心を前にかけてしまうダンシングはダメで、きちんとBBあたりを意識して乗るとスムーズに走る気がします。
(メルクス先生に「お前の乗り方は重心位置が前すぎる」と怒られているかのようです)

乗り手にそれなりの「乗り方」を要求してくるタイプなようです。
無造作に何も考えずに走ろうとすると「そんな乗り方じゃちゃんと走ってやらないよ」と言われているかのようです。

反対にシッティングでの加速はとても自然な感じ。重めのギアで踏み込むと気持ちよく車速が伸びて行きます。

中央線ガード下の荒れた路面を通過。
けっこうしっかり振動は伝えてきます!コンフォートとは言ってもふわふわなバイクというわけではなさそうです!


ダウンチューブは三角形構造。

ボリュームのあるテーパーヘッド。いかにも剛性が高そうです。

エアロ形状のストレートなフォーク

シートステーも剛性が高そうです。

前回のDE ROSA TEAMがバイクの存在を感じさせないくらい自然な乗り味で、バイクが自分の体の一部になったようだったのに較べると
このEDDY MERCKX EMX-1はとても明確に個性を主張してくるバイクでした。

何も考えずに乗るとちょっとヒヤッとさせられますが、バイクの事を理解し、バイクに合わせた乗り方をすれば
「シャープな加速」「鋭いハンドリング」といった形で答えてくれます。

スイートスポットを探り当てればシャープに加速し鋭く曲がる!
わかってしまえば意のままに扱えます!

コンポーネントは105 5700 10速。
1世代前の10速の105。シフトのストロークは大きいものの変速自体は確実に決まります。
ブレーキの効きも良好です。



また、このバイクの場合ステム・シートポスト・クランクがROTORでコーディネートされているのもポイント。
峠の頂上やサイクリングロードの休憩スポットで出会ったサイクリストに「おっ」と思わることができるかも。

あくまで個人的な印象ですが「コンフォート」というよりは、どんな場面にも対応できそうなパフォーマンスの高いロードバイクという印象です。

身のこなしが軽く、実際の重量も軽いので
ヒルクライムの武器になるバイクが欲しいという方
サイクリングメインだが、それなりにトレーニングも積んでレースに挑みたいという方
にマッチするのではないかと思います。

こんな個性あふれるバイクが¥158,000(税込)!
※2017年12月17日現在

店頭に展示してありますのでご来店いただければいつでもご覧いただけます。

EDDY MERCKX (エディ メルクス) 2011年モデル EMX-1 105-5700 サイズ420完成車のご購入は
こちら>>https://www.crowngears.com/item/3717004437059

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