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10月15日に宇都宮で開催される国内最高のロードレース「
ジャパンカップのレース紹介からの連載となっていますので、
今回はワールドチームの中でも2番目に歴史の若いチームでありながら錚々たるメンバーを揃えている「イスラエル・プレミアテック」をご紹介します。
チーム設立は2015年で当初は若手育成のため動いていたそうですが、資産家からの出資を境に2020年にはワールドツアーライセンスの獲得、若手育成は下部チームに託すなどして
本格的にビックチームへの道を歩んでいくことになりました。その後2022年には「イスラエル・スタートアップネイション」から現在の「イスラエル・プレミアテック」に変更しています。
しかし、その年には3年間に渡るシーズンの成績が振るわず、UCIの規定によりワールドチームからプロチームへ降格してしまいます。
そんな成績が中々振るわないチームの中には誰しもが知っているであろうビッグネーム「クリス・フルーム」が在籍しています、そのほかにもダリル・インピー、ダニエル・マーティン、マイケル・ウッズ、アンドレ・グライペル、デマルキとかなりのベテラン揃いのチームとなっています。
歴史は浅いながら、選手の平均年齢は全チームの中で最年長となっているベテラン揃いの「イスラエル・プレミアテック」の今後の動向にも注目したいですね。
そんな強豪選手揃いのチームから特に今回は「クリス・フルーム」についてご紹介いたします。
過去にツールドフランス総合優勝4回、区間通算7勝
ジロ・デ・イタリア 総合優勝1回、区間通算2勝
ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合優勝2回に区間通算5勝
と全3大ツールといわれるレース制覇を成し遂げている選手です。これは史上7人目で通算7勝という数字は史上4位タイの成績です。
特に2018年のジロ・デ・イタリアの第19ステージは残り80Kmという距離で驚異的な走りを見せ独走で圧勝し総合首位も奪いそのまま総合優勝も手にしました。あの時の衝撃は今も忘れないものになっています。
また、その他のレースにおいても総合優勝を果たしているほどの選手であり、実力はいうまでもなくトップクラスです。
そんなフルームですが、4年前の2019年クリテリウム・デュ・ドーフィネ参戦中にコースの試走をして不運にも落車をして大怪我を負います。
しかし、そこから復帰を果たし2022年のツール・ド・フランスではクイーンステージ(最難関ステージであり超級山岳ラルプデュエズが登場)ではステージ3位に入賞を果たしました。
今年のツール・ド・フランスは残念ながらメンバーから外れてしまいましたが、この時の走りを見て次こそは勝利を見せてくれるのではないかとファンの期待も高まっています。
また、今年で38歳を迎えたフルーム。スポーツの世界で30代後半でも活躍していくことは容易ではないと思いますし、やはり皆さんが気にしているところでもあるかとは思いますが、
本人へのインタビューでしばらくは走ると宣言でしていますので今回のジャパンカップも含めて今後の活躍に期待したいですね。
そして「イスラエル・プレミアテック」の選手たちが使用しているバイクはというと、そうです当店でも数多くご注文や問い合わせを頂いています「FACTOR」です。
今まで平坦と山岳でバイクを使い分けていましたが、今年のツールでは「OSTRO VAM」の登場によって平坦も山岳もこのバイクで走っていたとのことですのでいかに高性能なのかがうかがえます。
そんな「FACTOR OSTRO VAM」も以前ブログにて紹介したことがありますので詳細はこちらをご覧ください。
店頭にもクラウンギアーズオリジナル完成車が1台用意しておりますので、ぜひ足を運んでご覧になってください。
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それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。