皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は先日発表された新型CORIMAホイールを掘り下げて紹介していきたいと思います。
フランスのホイールメーカーといえば、真っ先に思い浮かぶのはMAVICかと思いますが、
アルミのMAVICに対してカーボンのCORIMAと言えるほどカーボンリム、カーボンホイールメーカーとして実績を持っているのがCORIMAです。
1988年のカーボンディスクホイールの開発を皮切りに、先進的で独創的なカーボンホイールをラインナップしています。
さて、今回新型ロードバイクホイールの発売となったわけですが、
新型のメイントピックとしては、CORIMAらしさを残しつつも軽量化や最新トレンドを押さえた仕様を盛り込んできたことが挙げられます。
軽量化の点では、フラッグシップモデルの45MCCで前作47mm MCC WS EVO DXに比べ90g軽量化した1,395gとなっており、
45~50mmハイトリムの有名ホイールに対しても遜色ないスペックとなっています。
(例)デュラエースホイール(WH-R9270-C50-TL):1,463g
CAMPAGNOLO BORA ULTRA WTO 45 2WF:1.325g
リムは内幅22mmで28~30mm幅のタイヤに最適化されているというのは今どきのホイールではマストの仕様。
そして前作ではフックレスリムであったところが今回はフックドリムになっています。
どちらが優れているということは現時点では軽々には語れませんが、
少なくともフックドリムはタイヤの選択肢の多さやチューブドでの運用しやすさの面で歓迎される仕様変更です。
CORIMAらしさの部分を象徴的に表しているのは、やはりMCCのカーボンスポークワークでしょう。
前作の47mm MCC WS EVO DXでの試乗となりますが、インプレッションの動画を当店Youtubeチャンネルに投稿しておりますので、詳しくはその動画をご覧ください。
簡単に言いますと、ホイールとしての剛性感が強く、一切たわまずにまっすぐ回転していくホイールで、動画では「直進安定性の鬼」とお伝えさせていただきました。
それでいて路面からのショックも想像するほど強くもなく、用途や車体との組み合わせ次第では本当に唯一無二のホイールといえるものでした。
そんな前作に対して、スポークワークは大きな変化はない様子が見受けられますので、
おそらくこの感覚はそのままに90gの軽量化を果たしたことでより良いホイールになっていることは間違いないかと思います。
また、MCCに比べるとスポークがSAPIM CX-RAYになって”普通”という印象を受ける35R、45R、62Rシリーズのホイールですが、
それぞれ、1,345g(35R)1,395g(45R)1,525g(62R)といずれも前作から150g前後の軽量化をしています。
45Rなどは45MCCの価格半分なのに同重量というなかなかヤバいラインナップです。
定価ベースではアルテグラホイール(WH-R8170-C50-TL:1,570g)と同価格帯と考えると、ぜひ恐れずにホイール購入の選択肢に加えていただきたいと思います。
ちなみに普通に見えて、独特のスポーク20本ホイールとなっています。
他のホイールで左右のスポークが本数2:1はよく見ますが、このホイールは3:2で組み合わせていて、左右のスポークテンションバランスがこのほうがいいよ、というのがCORIMAの主張です。
本数が少しでも少ないことで空力性能的にも有利ですので、走行性能の面でも実は”普通”じゃないホイールとして魅力があります。
なお、失われたCORIMAらしさとしては、リム内の発砲スチロール充填があります。
先ほど紹介した動画のなかでも、リムが空洞じゃないことでロードノイズが少なくて高級感があると熱弁しましたが、
新型CORIMAでは空洞になってしまいました。
あとついでにCORIMA伝統のスピードセンサー用マグネットをリム内に仕込んでいたのも一緒に無くなったものと思われます。
このあたりが実際どのくらい変わったのかについては、今後メーカーから試乗ホイールをお借りして、
改めてインプレッションをする機会をつくれたらと考えていますので、楽しみにしていただければと思います。
MCCは趣味一直線のホイールですが、45Rなどは普通にアルテグラホイールなどと並べて検討いただきたいホイールになっています。
昨今は中華ブランドホイールも大いに流行っていますが、CORIMAは一流の走行性能と割安感とブランド力もあるので
「中華はちょっと・・・」という方にもおすすめです。
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