皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
10月15日に宇都宮で開催される国内最高のロードレース「ジャパンカップ」を特集紹介してまいります。
ジャパンカップのレース紹介からの連載となっていますので、
今回は若手選手の成長が著しい「リドル・トレック」をご紹介いたします。
2014年に現行体制へと移行して今年で10年目となるチームであり、
数々の功績を残してきたレジェンド「ファビアン・カンチェラーラ」、
グランツール完全制覇の偉業を達成した「アルベルト・コンタドール」など数々の名選手を輩出してきたチームです。
ベテランが数多く活躍してきたチームではありますが、
近年では才能ある若手の発掘、育成にも力を入れています。
当時21歳でチームに引き入れた「マッズ・ピーダスン」は世界チャンピオンへと成長。
今年で3年目となる「マティアス・スケルモース」は22歳ながら昨年に12回の表彰台を経験し、順調にキャリアを重ねています。
その他にもジュニア世界選手権で圧倒的な勝利をおさめ、全米を熱狂させた「クイン・シモンズ」、
シクロクロスの帝王の息子であり、本人も輝かしい功績を残す「ティボー・ネイス」など有望な若手がそろっております。
勿論フレッシュな力だけではなく、モレマやストゥイヴェンなど、チームを支える経験豊富な大ベテランも有しており、
バランスの良いチーム構成となっています。
その中でも特に注目すべき選手は今年のツール・ド・フランスで山岳賞を獲得した「ジュリオ・チッコーネ」です。
チッコーネ選手は同じく世界三大自転車ロードレースの一つであるジロ・デ・イタリアで区間通算3勝、
2019年に同大会で山岳賞を獲得するなど、輝かしい功績を残しています。
185mの標高差を14回にわたって駆け上がる古賀志林道のつづら折りの上り坂はジャパンカップの名物。
ツールで最大勾配24%の激坂を制した世界最強クラスのクライマーがどんなスピードで駆け上っていくのかは
今大会の最注目ポイントとなっていますので、是非ご覧ください。
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