ターマック、グラベル、石畳、どこでも速い!「自転車界のWRCラリーカー」2025モデル Cervelo Caledonia-5の進化ポイント

ターマック、グラベル、石畳、どこでも速い!「自転車界のWRCラリーカー」2025モデル Cervelo Caledonia-5の進化ポイント

2024年11月06日

「滑らかな舗装路」「脇道のひどい舗装」「短いシングルトラック」「裏道」「ストラーデ・ビアンケばりのエリア」など、あらゆる要素を含む超長距離、しかも超高速なライドを難なくこなすバイク「Cervelo Caledonia-5」がさらに進化!その進化ポイントを探ってみます。

まずCervelo Caledonia-5が目指したあらゆる道を高速でというコンセプト。
これはモータースポーツの世界で例えるならば「F1」や「ルマン24時間」のようなサーキットレースではなく、
「ツイスティな舗装の峠道」「高速な舗装郊外路」「ほこりだらけの砂利道」「森の中の高速未舗装路」「北欧の氷雪路」「サバンナのラフロード」など
様々なシチュエーションでの速さを競う「WRC 世界ラリー選手権」に相当すると思います。

ラリーカーの足回りセッティングのキモとして

「どのような路面で、どのような突発的な外乱要素があったとしても確実に吸収できるマージンを確保する」
という考え方があるそうです。
襲い来るありとあらゆる外乱要素をある時はカットし、ある時は吸収し、ある時は抑え込み、とにかく路面にタイヤを押し付け、いかに長い時間アクセルを踏みつけられるか、が速さに直結するそうです。

結果としてラリーカーは良好な乗り心地を示す場合が多く、これはCervelo Caledonia-5と共通する部分であると思います。

リアセンターを上げて、BBを下げ、チェーンステー長はRシリーズ比で5mm長くすることで快適性を高め、トレイルを60mm(R-Seriesでは57mm)に延ばし安定性を確保。どこでも速い!を実現するためのジオメトリーが施されたCaledonia-5はまさに「自転車界のWRCラリーカー」!

そんな高い快適性を持ち、あらゆる路面で速いCervelo Caledonia-5がさらに進化しました。

■フレーム内ストレージの追加
チューブ、小型マルチツール、CO2 ボンベを収納できる「フレーム内ストレージ」をダウンチューブに追加。
これは同社のトライアスロンバイクPシリーズ譲りのフレーム内収納法で、ロックつまみを回して引っ張るだけで開閉可能。
ワンタッチで操作できるカバーの内側には、チューブや小型工具、CO2ボンベを収納できるバッグを入れることが可能です。
ライドに出かける際には必ず携帯する必要のある物品ですので、それをフレーム内に収納できるというのは携帯性の観点からも、また空力性能という観点から見ても大きな利点です。

■シートステーの交点を下げ、縦方向の柔軟性をアップ。
シートステーの交点が下げられ、後ろ三角をより鋭角に作ることで垂直方向の柔軟性を高めています。
またダウンチューブの剛性が高められレーシングバイクらしい鋭い反応性、プロレベルの応答性も確保されています。

■完全に内部化されたハウジングとエアロチューブ
Cerveloのバイクはすべてエアロバイク。Caledonia-5も同様で、優れた空力性能はライダーの体力が限界に達した瞬間にこそ、その真価を発揮します。

4年ぶりのモデルチェンジを迎え、さらに進化したCaledonia-5。
あらゆるシチュエーションで速い一台を是非お試しください!

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それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。

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