フォークアンカーナットを分解しました。

2015年06月29日

『フォークアンカーナット(プレッシャープラグ)を分解しました。』

○分解
まず外側には、表面のザラザラしたシムがあります。内側には上下に2つ、傾斜したナットがあります。ネジを締め込むことで、上下のナットが外側のシムを広げる力が働き、コラム内側での固定力が生まれます。トップキャップの、ネジの受けとなりますので、トルクが掛かっても、動かない固定力が必要となります。

○ポイント
今回のアンカーナットに限らず、各パーツの機能・構造を理解すると自転車の楽しみが広がります。また、故障トラブルの際に、何が原因で、どうすれば直るのか等、メカニカルな判断力にもなると思います。

少し話が逸れますが、仕事を通して、多くの各メーカーのパーツを触る機会があるのですが、「これ良くできているなぁ…」逆に「これは失敗作だなぁ…」などと思うことがあります。今後、商品開発がさらに進んで、良いものが進化し、良くないものが淘汰され、将来もっと良い製品がリリースされることをゆっくり期待したいものです。





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