「エアロ/コンフォート/オールラウンド。それぞれの効果は実感できるのか?」その2「エンデュランス」

2016年05月17日

■「エアロ/コンフォート/オールラウンド。それぞれの効果は実感できるのか?」その1「エアロフレーム」はこちら >>

ロードバイクの様々な疑問を検証する「あれは実際どうなの?」


おまたせしました第二弾!
Vol.1 「エアロ/コンフォート/オールラウンド。それぞれの効果は実感できるのか?」
その2 コンフォート(エンデュランス)フレーム 「PULSIUM Ultimate」です!

前回エアロフレーム「エアーコード」に乗ってみて、抑え気味に走った物見山での驚きの好結果に
「エアロ効果ってやっぱりすごいかも」という感想を持ったわけですが、
今回はパルシウム。

ラピエールが「パリ~ルーベ」等の石畳のレースや悪路が続くレースに対応するため開発した「スーパーエンデュランスモデル」。
体力を消耗しにくい快適性のみならず、速度変化の激しいレースにも十分に対応できる剛性をも備えた、コンフォートロードとはいっても、あくまでも「レーススペック」のバイクということです。

最大の特徴は、やはり特異な形状をしたトップチューブとシートチューブの結合部。
二股に分かれた下側には「エ ストラマーリング」が内蔵され、ショックアブソーバーの役割を果たします。

またフロントフォークは50mmという大きめのオフセット量を持ち、板バネのような働きをもたらす特殊なカーボンレイアップが採用されているそう!
この二つで振動を吸収することによりレースでの激しいダッシュに耐えうる「硬さ」と快適性を両立しているという、なにやらギミック満載のフレームのようです!

しかしバイクは乗ってみないとわかりません!はたしてその「ギミック」は効果として実感できるものなのか?

今回もまずは終業後の自宅までの60kmライドでファーストインプレッション。


都内の山手通り、中山道などの荒れた路肩。
ふわふわっとショック を丸めてくれるのかと思いきや・・・
意外なことにビリビリとした細かい振動は結構伝えてきます。

しかしながら終盤に近くなっても「疲れたな~」という感じが前回以上に少ない!
これは細かい振動は伝えながらも、身体にダメージを与えるような大きなショックは吸収してくれているという事なのでしょうか?
結果的に元気なまま60kmの夜道を走り抜けることができました。

翌日は物見山へ。周回を走ってからそのまま出勤というスケジュール。
起床は6:00。前回以上にスッキリ目覚めることが出来た気がします。

さて一路大東坂&物見山へ。しかしこの日は風が強い!
道中ずっと向かい風気味・・


まずは大東坂アタック
今回も信号からダンシングスタート!
するとまたまた感じる腰高感。うーんハンドルが高いか・・・
試乗車なのでサドル高は合わせてもさすがにハンドルはそのまま。

しかしシッティング に切り替えるとエアーコード同様いい感じで登れました。
それにしても今日はキツいです。強い向かい風・・・
タイムは望めないなと思ったのですが結果は驚きの2分40秒!
風のない良い条件だったエアーコードの時からわずかに2秒落ちでした。

「つらいな」と思いながら走ったのに意外な好結果です!


さて次はいよいよ物見山周回。


※動画中でPULSIUM ULTIMATE SLと言っていますが、正しくは「PULSIUM ULTIMATE」です。

加速感は・・それほどシャープな感じはしません。

速度の乗る下りの山村坂は前回同様抑え気味に入ったのですが、エアーコード以上に素晴らしい安定性です!フロントフォークの大きなオフセットが効いているのかもしれません。

しかしブレーキングしながらの左ターンでは・・おおっと予想より膨らむ!
安定性と引き換えにハンドリングの反応性は少しだけ穏やかなようです。
クイックなハンドリングのロードから乗り換えるような場合はちょっと注意したほうが良いかも知れません。

次は軽いアップダウンの続く高速区間。ここは良い!
ケイデンスちょっと低めで踏み込み気味に走ったのですがグイグイ伸びる感じ。
そしていったんスピードが乗ると維持しやすい!意外にも優れた高速巡航性を感じました。

そしていよいよ上り区間に突入!ここは・・・きつい。
ダンシングのリズムが難しい。まあでもきっとこれはハンドル高の問題。
後半シッティングに切り替えるとしっくり来ました。

いくつかのアップダウンを経ていよいよ最後の登り!苦しいながらチラッとサイコンを見ると、あれ、なんかタイム良い?

前回のエアーコードの時と比べて全体的に「キツイ」感じの周回だったのに、結果は驚きの10分切り!
うーんエアーコードを上回ってしまいました。(っていうか自己ベストなんですけど・・・)

まあちょっと風に助けられた感もありますので「エアーコードより速い!」と言い切れるわけではありませんが。

「パルシウムUltimate」はエンデュランスロードとは言ってもあくまでも「レーススペック」というのは本当のようです!

その後出勤途中に速度抑制用のバンプに持ち込んで振動吸収力を試してみたのですが、
こういったはっきりした大きな振動はしっかりと抑え込んでくれるようです!

パルシウムは、安楽な乗り心地のわかりやすい「コンフォートロード」ではなく
いろいろな路面条件に対応し、結果として速く走れる「レーススペックエンデュランスロード」でした。

うーんエアーコードと比較すると・・・シャープなハンドリングと加速の求められるクリテリウムなら「エアーコード」。
しかし長距離を速く走らなければならないなら「パルシウム」という感じでしょうか。

こうなってくるとオールラウンドタイプの「ゼリウス」が楽しみになってまいりました!

次回をお楽しみに!(正直いつになるかはわかりませんが・・・)

<今回の商品はこちら>
LAPIERRE (ラピエール) 【2016モデル】PULSIUM Ultimate パルシウム アルチメイト フレーム >>

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