The Mechanic

2014年05月11日

今日は、カンパとフルクラムのスポーキングについて少し見てみたいと思う。

FULCRUM 2:1

カンパニョーロ G3

共に、スポーク本数が、フリー側:反フリー側=2:1の構造

主な違いは、スポークのレイアウト(間隔)の違い。
2:1 → 放射線状に均等に配置されている。しなりにくい。
G3  → 3本ごとにまとまっている。空気抵抗を低減。

特徴は、
2:1 → 高剛が高い。踏んだ力がダイレクトに伝わり踏んだ分進むという感じ。
      コーナーからの立ち上がり、加速性がいい。ヒルクライムに向く。
G3  → 加速性は劣るが高速回転時の伸びがいい。高速巡航のロングライド向き。
      長時間のライディングでも適度なしなりによって疲れにくい。

個人差があるので、その特徴を理解した上で、使い分けできるといい。
スポーキングによって特徴が出るのがホイールの、難しく面白く奥が深いところです。

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