皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
10月15日に宇都宮で開催される国内最高のロードレース「ジャパンカップ」を特集紹介してまいります。
ジャパンカップのレース紹介からの連載となっていますので、
今回はジャパンカップにフランスから参加するチーム、「コフィディス」と今回のエースである「ギヨーム・マルタン」をご紹介します。
コフィディスといえばスポンサーの入れ替わりが激しいロードレース界において、20年以上に渡って一貫してメインスポンサーが変わっていないという珍しいチームです。
フランス国籍チームだけあってフランス人選手が多いメンバー構成でしたが、近年ではかなり多国籍な構成になってきています。
「シモン・ゲシュケ」をはじめとした山岳や逃げを得意とする選手が多く在籍しており、ツールドフランスでは連日逃げに選手を送り込んでいるところがみられました。
また使用するバイクは今年から「LOOK」に「CORIMAホイール」とフランス色の強い構成になっています。
「走る哲学者」ギヨーム・マルタン
代表的な戦績として2020年ブエルタ・ア・エスパーニャでの山岳賞が挙げられるとおりクライマー系の脚質ですが、
2023年はツールドフランス総合10位、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネ総合6位など、近年は総合系の選手としても成績を伸ばしてきています。
引退後に執筆活動に移る自転車選手は多いですが、「ギヨーム・マルタン」はレースの傍ら、移動中に執筆するという異色の選手です。
一冊目の著書「自転車に乗るソクラテス(Socrate a velo)」はギリシアの哲学者がツールドフランスに参加する中でユーモアも交えて哲学者の思想を解説するという内容で、哲学へのハードルを下げようという試みを実践しています。
残念ながら日本語訳は出版されていないとのことですので、翻訳が待たれるところです。
去年のジャパンカップの6位入賞に引き続き、今年も活躍を期待したいですね。
昨年までのチームバイク DE ROSA MERAK の COFIDIS チームカラーも在庫ございます。
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それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。