皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、ホイールの極みCampagnolo「BORA ULTRA WTO」ホイールを紹介いたします。
2021年に発表されたBORA ULTRA WTOホイールですが、数々の名作ホイールを生み出してきたCampagnoloの技術の粋を集めたホイールとなっています。
空力性能を最新水準にアップロードしたBORA WTOの登場(2018年)以来、その上位となるULTRAグレードの登場が待たれていました。
満を持して登場した最上位ホイールは下記のようなテクノロジーを盛り込まれ、高い評価を得ています。
■ラインナップ
BORA ULTRA WTOは初めてディスクブレーキ仕様のみの設計となっており、対応タイヤ仕様についてもチューブレス/クリンチャーのみとなっております。
リムの高さが3種類あり、33mm、45mm、60mmという現時点でのトレンドを押さえたラインナップです。
各々セット重量が1385g (33mm), 1425g (45mm), 1530g (60mm)となっています。
■テクノロジー
「WTO + Aero Mo-Magテクノロジー」
WTO=Wind Tunnel Optimized : 風洞実験で最適化
Aero Mo-Magテクノロジー : ※ ULTRAで新規導入された、スポークニップルのリム内蔵システム
空気抵抗となるニップルをリムの中に収めることで空力性能をさらに高めています。タイヤがついたままでもスポークニップル調整ができる点も利点です。
またこの仕組みはリムのタイヤ側にスポーク穴が不要なので、リムの強度を高め、チューブレス利用時のリムテープもいらなくなることもメリットです。
「H.U.L.C構造」
25mmタイヤに最適化した、軽量、高剛性のリム構造。
自転車フレームと同様に、使用するカーボンファイバーやレジンを最少に抑えることで軽量化をしています。
また従来の複数個所でのリムジョイントを一か所にまで減らしています。
「C-LUX」(Campagnolo-Luxury)
クリア塗装なしに鏡面仕上げとすることで、塗料分の軽量化と美しい仕上げを実現しています。
ラグジュアリーなルックスだと思いますが、カーボンが見えるだけに製品個体によってはムラやしわのように見えるものもございます。
形状がおかしいものでなければ、見た目の個性と思ってあげてください。
■おすすめサイズ
レース目的であれば標準を45として、登坂なら33、平地巡航なら60というところですが、
一般的なサイクリングフィットネス目的ですと、33mmハイトが一押しです。
信号でのストップアンドゴーやちょっとした坂などが容易にこなせますし、33mmとはいえ空力性能も悪くありません。
見た目のカッコよさでリムハイトの高いモデルが人気ですが、33mmハイトは剛性感や扱いやすさがちょうどよいので標準ホイールとしてご検討いただければ幸いです。
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Campagnolo (カンパニョーロ) BORA ULTRA WTO DB 2WF ホイールセット 各種
当店在庫もございますので、新入荷のHYPERON ULTRAとともに店頭で現品をぜひご覧ください。
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