皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は店頭在庫の中からお勧め車体を1台ご紹介いたします。
皆さんもご存知のイタリアの名門ロードバイクメーカー「PINARELLO(ピナレロ)」
1953年にジョヴァンニ・ピナレロによって興されたブランド。コルナゴ・ビアンキ・デローザなどと並び、イタリアンバイクの代表格のひとつでもあります。
そんなPINARELLOのなから本日は2019年モデル「DOGMA F10」をご紹介いたします。
「PINARELLO 2019年モデル DOGMA F10 」
ピナレロフレームに共通して言える特徴はなんといってもフォークとシートステーの湾曲形状のフレームです。
年式によってこの湾曲具合も多様ですが、目を引くデザインというのも人気の理由の一つですが、この湾曲もただの「デザイン」というわけではなく
「ONDAフォーク」という名称で空気抵抗やハンドリング性能なども考えられて製造されているものになります。
また、それ以外にもフレームが左右非対称”ThinkAsynmetic”という設計にされているというもの特徴の一つです。
この設計はフレーム自体の剛性やバランスを修正し均等になるようにしているものです。
ロードバイクだけでなく自転車全般に言えることですが、フレームの右側にクランクやギアなどのコンポーネント類が集中しているため
どうしても左右のバランスに偏りが発生してしまいます。その左右の偏りに着目し設計を再構築したのが左右非対称”ThinkAsynmetic”というものになります。
※こちらの画像は同モデルの別カラー(チームSKY)商品です。
左右非対称や独特な湾曲フォークにより、PINARELLOならではと称される左右差異のない踏み心地やハンドリングが実現されています。
DOGMA F10はリムブレーキ仕様が主体となった最終世代、この次のF12からはディスクブレーキ仕様の開発が中心となった端境期のモデルです。
その意味でリムブレーキ仕様としての完成形であると呼んで差し支えないでしょう。
今回紹介の在庫商品はアルテグラDi2とカンパニョーロBORA ONEで組まれたレーシングパッケージとなっており
重量も実測7.19kgと大変軽量で、リムブレーキならではの軽快さも相まって走行満足度の非常に高いモデルとなっております。
ご興味をもっていただけた方は、ぜひ店頭でその造形の見事さをご覧いただければ幸いです。
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それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。