ロードバイクという乗り物が、単なる移動手段ではなく、機能美と技術の粋を結集した“工業芸術”であるように——
そのメンテナンスツールもまた、携行性と性能を高次元で両立した逸品でなければなりません。
今回ご紹介するのは、SLIM PUMP
美しさ、機能性、携行性。そのすべてにおいて隙のない、まさに“プロフェッショナルのための携帯ポンプ”です。
洗練のミニマルツール
TNIは、数々の革新的なツールをいち早く魅力的な価格に落とし世に送り出してきたブランド。
単なる整備道具だけにとどまらず、カーボンパーツや、３D PRINTサドルといったトップブランドの最新モデルが非常に高騰している
中、匹敵する性能を多くのユーザー手が届く価格にできるよう企業努力を重ねていくことにこだわり続けています。
SLIMポンプは、その名の通り極限までスリム化されたボディが最大の特徴。
美しく磨かれたボディは、最新のレースバイクはもちろん、往年の細身の金属フレームにもしっくりと収まり、バイクの美観を損なうことがありません。
“見た目だけ”では終わらない、本物の性能
ただコンパクト、美しいだけではありません。
このSLIMポンプには、バルブヘッドを上下入れ替えることにより、仏式（フレンチ）バルブ、米式（アメリカン）バルブに切替可能。
さらに、ポンプヘッドもねじ込み式の構造となっており、ミニマルかつクリーンなシルエットを実現。
自転車というプロダクトの造形に干渉しない点も、プロユーザーにも選ばれる理由のひとつです。
最大13.9bar(200psi)までの空気圧に対応。
ポンピングはスムーズで、グリップ部分までもポリッシュ仕様で経年による見た目の劣化も最小限に。
ディテールに宿る機能美
SLIMポンプは、ただの“フロアポンプ”にとどまりません。
細身ながらしっかりとしたボディに、鏡面仕様の質感は、まるで高級カトラリーを手にしたときのような所有感をもたらします。
スタンドとなる部分はフレームを傷つけることないよう樹脂を採用し、車体を安定して保持。
ベース部分の脚はすべて工具不要でねじ込みタイプのため、簡単に取り外し可能でパッキングが必要な際や長期間使用しない場合の収納もコンパクトに。
サイクルライフにおけるフロアポンプは、数あるギアの中でも“信頼”が問われる存在です。
重要な空気圧チェックからライドをスタートする度に自身のバイクと対面するワンシーンにそっと寄り添う1本——
そんな瞬間のために、高感度上質な選択を。
SLIMポンプは、「道具以上、機能美未満」では終わらない。
それはライダーの審美眼と技術志向、両方に応える道具としての完成形、、、いや感性型のひとつではないでしょうか。
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written by n.k
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