今日はトルク管理について少し書いてみます。
トルク管理は、安全において不可欠な要素です。
トルクが弱いと緩んでしまい、事故に繋がる危険性が増します。
逆に、締め過ぎてしまうことで、
ナットを潰してしまったり、カーボンに亀裂が入ってしまう事例があり、
それではそもそもの固定機能が失われてしまいます。
よって、適正なトルク管理が必要になります。
普段使用しているラチェットレンチとトルクレンチ
トルクレンチのNm(ニュートンメートル) トルクの単位です。
ある程度までは、一般的なレンチ、ラチェットレンチで締め込んでいきます。
そして、最後の一締めに、トルクレンチを用いてトルクを適正にします。
締め込んでいくと、適正トルクでカチッと音がします。
このクランクの場合、
適正トルクは…12-14Nm
パーツに書いてあればそれを参考にします。
このステムの場合、
適正トルクは…5Nmとなります。