皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
先日、自転車パーツメーカーSHIMANOから発表されておりました「新型105コンポーネント試乗車」のご用意ができました。
新発売となったシマノ105 R7120グループセット群は12速の恩恵を最安価で受けられるセットとなっています。
12速にしておけば消耗部品の供給もしばらく不安はございません。
当店ではリドレーのラインナップの中でも最も人気のあるFENIX SLICを使い組み上げさせていただきました。
快適性の高さとトップシーンでも使われる高性能フレームと機械式コンポーネントのスタンダードの105の組み合わせはあらゆる場面で活躍する一台に仕上がっています。
新型105の最大の魅力はリアの変速が12段となったことですが、それ以外にも魅力は多数あります。
個人的に一番大きな魅力は圧倒的に進化したブラケットでしょうか。
前作のR7000ではノーマルモデルのほかに手の小さい方用のR7025というレバーがありましたが、レバーを無理やし窪ませて広げたような形状となってしまっていたため人を選ぶ形状となっていました。さらに、現実的にはレバーの付け替えには多額の費用がかかることもありあまり普及しませんでした。
その反省を生かし、新型R7120ではブラケットの形状を大幅にブラッシュアップ。
パット見た感じでは違いはないですが、ブラケットがブラッシュアップされ握りやすさが大幅にアップ。
レバー形状も見直され、手の大きい小さいにかかわらずどこからでも握りやすくなっています。
ブラケットはスペックを語られることがない部分ですが、走行中常に手が触れており快適性に非常に大きな影響を与える部分です。そのブラケットが大きく進化した新型105はそれだけで快適性の大幅な向上を可能にしたといってもいいでしょう。
新型105のもう一つの魅力は11-36Tの追加です。
11速時代のギアレシオを維持しながらさらに軽いギアを追加。これによりバイクの対応範囲が大きく広がりこれまで以上に手軽に、安心してロングライドを楽しむことが出来ます。
最後の魅力は新型ブレーキのクリアランス拡大です。
DISCブレーキ、特に油圧のDISCブレーキの場合ブレーキパッドとローターの隙間が狭いことで「シュッシュ」と音が鳴ることがあります。
走行中に気になるこの音を無くすのは非常に難しいことでしたが、新柄ブレーキは形状の工夫によりこの隙間を10%拡大することに成功し、音鳴りを軽減しています。
新型105はただギアが増えただけでなく、快適性にかかわる部分が大きくブラッシュアップされることで、より快適、安全に使えるコンポーネントに進化しています。
「特に不便はないし自分はまだ交換しなくてよいかな」「そこまでたくさんのギアは必要ないかな」という方も一度お試しいただければその快適さを気に入っていただくことは間違いありません。
段数だけではない魅力がある新型105をぜひこの機会に。体験してみてはいかがでしょうか。
試乗車のサイズはXSでトップチューブ長525mm、おすすめの乗車身長は163~172cmとなっております。
コンポーネントをお試しいただくうえでは多少の身長オーバーであっても感触を得られると思いますので、ぜひお気軽にご試乗ください。
ちなみに、つい先日ご紹介いたしましたLun HYPERの試乗ホイールをこの試乗車に組み替えて試していくことも可能でございます。
ホイールをお試しのベース車体としてもおすすめです。
▼本日ご紹介した商品はこちら
新型105と車体RIDLEY FENIXについて紹介した動画もございますので、ぜひご覧ください。
■DAILY NEWSはこちら
それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。
written by s.k
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