MADE IN ITALYのアルミフレームが魅せる流石の官能性能。DE ROSA TEAM VELOCE インプレ

2017年12月16日


日々中古ロードバイクのちょこっとインプレをさせていただいていると、どれも同じような形をしたロードバイクの乗り味が
こうも千差万別、違うものか・・・という驚きがあります。

軽いの、そうでもないの、ギュンギュン走るの、ふわっとしてるの、いろいろあってどれもそれぞれ魅力的なのですが
中には特に「ずっと乗っていたい、もっと遠くまで走っていきたい」と思う自転車もあったりします。

そういう自転車にあたると思わず顔はほころび、ついつい試乗の距離が伸びてしまったりするものなのですが
本日インプレさせていただくDE ROSA のアルミロードバイク「TEAM」はまさにそんな一台でした。

https://www.crowngears.com/item/3717003333604

実は前々からその存在感が気にはなっていました。
細身のチューブ。丸パイプを基本とした比較的プレーンな造形でありながらフロントフォークはボリュームのあるマッシブなもの。
(横から見るとダウンチューブよりボリュームがあります)

アルミフレームではあるのですがチューブ接合部は非常に美しく処理されていて滑らかにつながっています。
そしてこの何とも言えない深みのあるブルー。ポリッシュではなくマットなのがまた渋い!
いろいろ「走るアルミ」はあるのですが明らかに違う存在感です。

いつもとちょっと違う期待を胸に明治通りへ。

クリートをキャッチしてペダルを踏み込むと、当たり前のようにスッと走り出します。
不思議な感覚。でもいい感じ。

そのまま乗り手の「加速したい」という気持ちとシンクロするように速度が上がって行きます。
なんというか今まで乗ったどのバイクとも違う感じです。何とも言えない「心地良さ」。
その乗り味は硬くもなく、重くもなく、というかそういった言葉がどれも当てはまらない、言ってみれば「ナチュラル」なもの。
・・・これで伝わるかどうかはわかりませんが、乗った瞬間から身体に「馴染む」感じがします。



そのままいくつか信号停止と加速を繰り返します。普段使い慣れないカンパニョーロのシフト操作にだんだん慣れてきて
それにつれ湧き上がってくる喜び。意のままにロードバイクを操る根源的な喜びです。

ペダルを回せば当たり前のように加速し、ダンシングをしてみれば、こちらが「こう動いてほしい」と思うとおりに反応してくれる・・・

今まで乗ってきたどのロードバイクとも違う感覚。
うーん今回の文章は完全に「詩」ですね。でも、それほど感覚に訴えてくる魅力を持ったバイクです。

仕上げの良いアルミフレームは硬すぎず、ゆるすぎず丁度良い湯加減。
走る、曲がる、止まるが意識しないで自然に出来る感じがします。まるで自分の体と自転車が一体になったような・・・
これは実際に乗ってみないと伝わらないかもしれませんが・・・



コンポーネントはカンパニョーロのヴェローチェ。そのブラケットの握りごこち、柔らかくも安心感のあるブレーキのタッチもこのバイクの「官能的な乗り味」に一役買っている気がします。

他とはちょっと違う渋くも美しい外観、感覚に訴えてくる心地よい乗り味。
どこまででも走れそうな目からウロコの一台でした。
素晴らしい乗り味のアルミロードバイク。お奨めです。



あとから調べてみるとこのフレームはMADE IN ITALY。溶接部分の仕上げは職人の手作業によるものとか。成程・・・

長く乗れる「相棒」をお探しの方、
ロングライドなど気持ちのいいバイクでどこまでも走りたい、という方 いかがでしょうか?

カンパニョーロという事でご心配の方も当店ならセーフティーメンテナンス1年間無料で安心です。

店頭に展示してありますのでご来店いただければいつでもご覧いただけます。

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こちら>>https://www.crowngears.com/item/3717003333604

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