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10月15日に宇都宮で開催される国内最高のロードレース「
ジャパンカップのレース紹介からの連載となっていますので、
今回は日本人選手の中で最も有名な選手として、「新城 幸也(あらしろ ゆきや)」選手を紹介いたします。
所属はUCIワールドチームのバーレーン・ヴィクトリアスです。
その名の通り、中東の国バーレーンの国家プロジェクト的チームで豊富な石油資金を活かし有名選手を数多く揃える強豪です。
グランツール(3大ステージレースであるツールドフランス、ジロデイタリア、ブエルタアエスパーニャの総称)でも活躍が多く、
2023年シーズンもチームのエース、ダミアーノ・カルーゾの表彰台獲得やステージ優勝など多数の好成績をあげています。
その中で新城選手は最古参のベテランの一人としてチームに貢献し、39歳というサイクルロードレース選手としては高齢となってきた今でも
ただのアシストにとどまらない、逃げやスプリントにも強さを見せる走りをしています。
そして、地元日本でのジャパンカップでは毎回エースの役割で勝利を狙っており、ファンたちも凱旋勝利を待ち望んでいます。
新城選手は高校卒業後に本格的なサイクルロードレース競技を始めた選手です。
高校まではハンドボールに打ち込んでいたということです。
サイクルロードレース競技では他の競技からの転向選手も多く、最近では元サッカーU15代表だったレムコ・エヴェネプール選手(2022年世界チャンピオン)なども有名です。
話を新城選手に戻しますが、2006年のプロデビューから数年でヨーロッパプロチームに移籍し、2009年にツールドフランスに出場、別府史之選手とともにツールドフランスを初めて完走した日本人となりました。
その後もグランツール通算10回完走を含め数多くのレースでチームの頼れるアシストとして、ヨーロッパサイクルロードレース界でも地位を認められる走りをみせてくれています。
新城選手と言えば、その独特のフォームが印象的です。
腰を少し反らしたような、肩甲骨を引いて胸を開くようなフォームは、それまで背中を丸めるものだと思っていた私には衝撃的でした。
いろいろな身体的特徴や求める走り方などでフォームは正解がないものだと思ってはいても驚くものでした。
この新城選手のフォームから、改めて前乗りというトレンドの変化を意識するきっかけとなったという方も多かったのではないかと勝手に想像しています。
新城選手は身長のわりに長いクランク長を使う選手としても知られています。
このあたりの独自性も長く現役を続けてこれた要因の一つかもしれません。
年齢的にそろそろ引退も考える時期に来ていますが、来年もバーレーンチームで走り続けるとのニュースがありましたので、ひとまず安心しました。
とはいえ、世界に認められた日本人の走りを見られるチャンスはそう多くありませんので、ジャパンカップでの走りには期待が高まります。
バーレーンチームの使用バイクはMERIDAです。
昨年は軽量オールラウンダーバイクSCULTURA TEAMで走っていましたので、今年も同様でしょうか。
MERIDAはGIANTと並び称される台湾メーカーで世界の自転車二大工場です。
この2社で多くのメーカーのOEM生産をしていますので、技術的、品質的に優れた商品をリーズナブルに提供しコスパの高さは抜群です。
中古入荷する機会も多いのですが、当店でも人気のブランドですのですぐ販売となってしまい、今現在は在庫商品は無い状態となっております。
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