「TARMAC」の過激な性能を扱いやすく。レースへの入り口に。2015年モデル SPECIALIZED TARMAC ELITE

2018年01月11日

こんにちは
日々(毎日とは行きませんが)ちょっとだけインプレをさせていただいていますが
どんなコースで走っているのかというとこんな感じです。

・・・こうしてみるといかに「ちょっとだけ」かがわかってしまいますね!
都内なので信号が多いのですが、大通りという事もあってそれほどしょっちゅう止められるわけでもなく、
発進加速、巡航、上りと各方面の乗り味をちょっとづつ試すことが出来るコースなのではないかなと自負しております!

もう少し長い距離を走りたい気もするのですが、仕事中に自転車ばかり乗っているわけにもいきませんので
今のところはこれで我慢しております。

さて本日のちょっとだけ中古インプレは
SPECIALIZED (スペシャライズド) 2015年モデル TARMAC ELITE。
https://www.crowngears.com/item/3717004491082


スペシャライズドといえば、少し前に同じ2015年モデルのアルミロード ALLEZ COMPに乗らせていただき、その各方面にバランスのとれた性能に感心したのですが
Tarmac Eliteといえば上位モデルで培ったSL4工法はそのままに、FACT 9rカーボンを使用し快適性を高めたエントリー~ミドルクラスカーボンロードバイク。

ゆるく湾曲したトップチューブがなんとなく力こぶの様で、「筋骨隆々」な印象。
赤と黒のアグレッシブなカラーリング、FULCRUMのレーシングS-5というホイールのシルバーのスポークでまとまりのある外観。
いかにも走りそうです!

タイヤはスペシャライズドオリジナルの25C。

まず発進加速を試します。
なかなか軽快な加速感。ただしそこまで過激というわけではなく、なんというか手に余るほどではなく、ちょうどいい加速感です。

ダンシングでゆるい上りを加速しつつ上ります。振りは軽快。だが「ヒラヒラ」というほどではない、一本芯の通った振り味です。

中央線ガード下の荒れた路面を通過します。
乗り心地は良好と言える範疇。カーボンとしては標準的なレベルかもしれません。25Cタイヤのエアボリュームが効いているのかもしれません。

結構路駐が多く、また路肩に寄せてくる車が多いので進路変更を余儀なくされます。
ハンドリングは良好です!意のままに扱えますがヒラヒラしすぎて怖いという事はなくある程度の落ち着きを感じます。
あるいはこれも25Cタイヤの効果かもしれません。

新宿駅南口の跨線橋の上り。ここは「バスタ新宿」もあり、ギャラリーが多いのでかっこよく登らなければなりません!
(自意識過剰)
※ちなみに「君の名は。」で「三葉」が「とうきょうや~」とつぶやいていた通りです。

ダンシングで一気に登ります。
発進加速の時も書きましたが、振りは軽い!しかし実際の加速感は振りの軽さに比して圧倒的というほどではありません。
思うにフロントの剛性の高さが振りの軽さにつながっているのではないでしょうか?

ストレートなフロントフォーク

剛性の高そうなヘッドまわり。

しかしBB周りやシートステイ、チェーンステイはフロントほど硬くはないのでトータルすると手の内に収まる加速感、となっているのではないかと思います。

コンポーネントは105 5800。
流石にシフトフィールは良好。ブレーキの効きも不安なしです。
クランクはpraxisworksのZAYANTE。冷間鍛造による中空アルミクランクという事ですがなかなかカッコイイクランクです。


クランクはpraxisworksのZAYANTE

トップモデルの過激な加速性能やハンドリングをデチューンし、乗りやすくしたレース入門モデル。
そんな印象を受けました。
ホイールを軽量なものにしたり、あるいは23Cのタイヤを履かせればもう少し軽快さが前面に出てくるかもしれません。

継続的なトレーニングを目的にロードバイクをお探しの方。
初めてのロードバイクだがゆくゆくはレース出場を目的とされている方いかがでしょうか?

店頭に展示してありますのでご来店いただければいつでもご覧いただけます。

SPECIALIZED (スペシャライズド) 2015年モデル TARMAC ELITE ターマック 105-5800 サイズ52 (171-176cm) 完成車のご購入は
こちら>>https://www.crowngears.com/item/3717004491082

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