油圧にも劣らない機械式ディスクブレーキ「GROWTAC EQUAL」

油圧にも劣らない機械式ディスクブレーキ「GROWTAC EQUAL」

2023年08月05日

皆様こんにちは。

CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

発売当初、話題になりました、「GROWTAC」の「EQUAL(イコール)」ブレーキを紹介いたします。

まず初めに「GROWTAC」は自転車関連の製品開発・販売を行う日本国内メーカーです。

特にスポーツ自転車向けのパーツやローラー台といった製品が代表的なものとなります。

最近では「超軽量チューブ」や「スパイダー型パワーメーター」といった製品も発売されました。

 

 

 

その中でも今回ご紹介するのは「EQUAL」というシリーズの機械式ディスクキャリパーです。

ディスクブレーキには大きく分けて「機械式」と「油圧式」の2種類があります。

「機械式」・・・・ブレーキのレバーでワイヤー引っ張ることによってブレーキをかけるもの。

「油圧式」・・・・レバーからキャリパーに繋がっているホースの中に入ってるオイルの圧力を利用してブレーキをかけるもの。

 

従来では機械式より油圧式のほうがブレーキングも楽で長時間でも疲れにくく制動力も良いと言われてきましたが、

「EQUAL」ブレーキの登場でそういった考えやイメージというものが覆る方も多かったと思います。

(メンテナンス性においては油圧よりも機械式のほうが対応しやすいです。)

 

そこまで高い制動力や引きの軽さを実現できた要因はなんなのかを見ていきます。

まず、キャリパーに独自の縦軸カム構造を採用し、ケーブルやパッドを含めたブレーキシステムをトータル設計されています。

 

またEQUALはブレーキフィーリング調整システムという世界初の機構を搭載していることも特徴の一つです。

ワイヤーを引いた時の制動力をコントロールできる機構で、ライダーの体重や好みに合わせたブレーキフィーリングに調整が可能です。

さらにパッドクリアランスも左右で独立した構造となっており無段階調整なので細かくセッティングができます。

(クリアランスのセッティングに関しては機械式の中では群を抜いて調整しやすいです。)

 

 

また、軽量化をしたい方やヒルクライムをメインに走られてる方にうれしい点としまして

ブレーキ本体は高剛性と軽さを両立するため、高強度の超ジュラルミンを使用しているため重量はフラットマウントもポストマウントもブレーキパッドを含んだ状態で136gと驚異的に軽さです。

ケーブルも変形が少ない特殊なハードアウターケーシングを採用しています。

ハンドル周りなど大きく屈曲する箇所にはソフトアウターケーシングを利用しそのほかの部分にはハードアウターケーシングを利用することで

高い伝達効率を再現しパワーロスの低減に一役かっています。

また、インナーワイヤーはニッセンのスリックステンレスケーブルを採用し、ハードアウターケーシングと合わさることで引きの軽さを実現しています。

そしてブレーキラインにもこだわりがあり、フレームからキャリパーまでのワイヤールーティンが無理のない自然な角度でキャリパーに取り付けることができるため

これまでの機械式キャリパーにはない制動力の高さや引きの軽さを感じることが可能となっております。

 

今回ご紹介した「GROWTAC」の「EQUAL(イコール)」機械式ディスクブレーキ

制動力や引きの軽さはもちろんですが、油圧のようなエア噛みといったトラブルの心配はありません。

また近年のSTIレバーなどは握りやすく小型になってきていますが、メーカーによってはまだ大きかったりするものもありますが

機械式であれば油圧式に比べても比較的小さく握りやすいものが多いというところもおすすめできる点となっております。

当店にも在庫がございますので、これからディスクブレーキデビューの方や組み換えをご検討している方、

ぜひ「GROWTAC」の「EQUAL(イコール)」も視野にいれてみてはいかがでしょうか。

 

▼本日ご紹介した商品はこちら

GROW TAC(グロータック) EQUAL DBキャリパー

 

■DAILY NEWSはこちら

 

それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。

 

 

 

 

RECOMMEND

PAGE TOP