皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
今回は、Specializedの誇るハイエンドエンデュランスバイク「S-WORKS ROUBAIX」をご紹介いたします。
ROUBAIX(ルーベ)はその名の通り、フランスの有名なワンデーレース、パリ-ルーベを走るために開発されたレーシングバイクです。
このレースは北の地獄と称される過酷なレースで、ローマ時代から残る石畳を長距離にわたり走る、まるでオフロード走行のようなレースです。
パリ-ルーベを走るバイクは、通常のオンロード向けバイクとは違い、粗い石畳からの激しい衝撃を逃がしつつ速く走ることが求められます。
そのために大事な要素となるのがトラクションコントロールです。
粗い石畳の上では、本来接地しているべきタイヤが路面に弾かれ、駆動力に大きなロスが生じます。
後輪を適切に接地させて駆動力を地面に伝えるトラクションコントロールは、特にオフロード競技出身の選手がこの技術に優れていると言われます。
もちろん、バイクに特殊機構を付加することで対策が図られてきた歴史もあり、その最たるものがサスペンション機構です。
ROUBAIXのフロントには、Future Shock 2.0というダンピング調整が可能なサスペンション機構が装備されています。
これにより、衝撃の減衰に加え、タイヤが路面に追従するトラクション確保の役割も果しています。
対して、リアにはしなりを生むPavéシートポストを採用することにより、フロント・リアにおいてバランス良くトラクションコントロールが出来るよう設計されています。
プロ選手に限らず、一般のホビーライダーが走るうえでもトラクションコントロールは重要とされており、
地面からの突き上げ減衰や、アップライトで楽な乗車姿勢をとる、といった対策を施すよりも、
『ペダリングの入力をスムーズに駆動力に変換してよりスムーズに走る』というアプローチこそがROUBAIXの真価です。
一般的に、ハイエンドフレームは高剛性ゆえに、スムーズなペダリングをしないと上手く駆動力に変換されない難しさがあります。
その点、ROUBAIXならば多少荒いペダリングであっても フレームが補正するかのように受け入れることで、想像以上に快適に速く走ることが出来るでしょう。
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