皆様こんにちは。
CROWN GEARSのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本日は進化と競争が著しいエアロロードの中でも完璧と思える性能を誇る名作バイクをご紹介いたします。
エアロロードが一般的になる以前からエアロロードを主力バイクとしてリリースし、その進化を引っ張て来たFELT ARシリーズ。
初代、2代目、そして今回の3代目と時代を重ねるごとに進化してきた
初代ARのデビューは2008年です。
当時はまだ、カーボンフレームが一般的になりはじめてきた時期で、ARは空力に優れるものの細身のボディーの為、フレームに硬さを出しづらく乗り心地のマイルドなエンデュランスロードのような仕上がりになっていました。
そこからさらに世代が進み、2代目のARはカーボン素材をアップグレードし最上位のFRDというモデルを追加します。
新素材を採用することによりエアロロードながら軽量な仕上がりを実現し、登坂性能を大幅に向上。BBやヘッドなど走りにかかわす要素を高剛性の仕様に変更することにより横剛性も大幅に向上し、レーシングバイクとしてのトータル性能がアップさせました。
また、独特のシートポストは前後を入れ替えることでトライアスロンポジションにも対応が可能しています。幅広いラインナップを誇り、リーズナブルな価格で提供もされていたことからロードのみならず、トライアスロンをされる方にも現代でも人気の名作バイクです。
そんな人気のARシリーズの3代目は前回から5年の開発期間をかけて開発され、従来のバイクに合ったネガティブな部分を完全に解消し、全く新しいモデルとして登場しました。
まず前作から大きく進化したのはあらたな理論によるチューブ形状です。
新たにロー・ヨーアングル・セオリーによる空気抵抗解析を加え、先代よりも9.6%の空気抵抗軽減を実現し、より高速なライドを実現しています。
チューブ形状も従来の翼断面から空力、剛性、タイヤクリアランスまですべてを満たすトランケーテッド・エアフォイル・シェイプ形状を採用して、従来では不可能だった剛性と空力の両立を実現しています。
従来のエアロロードは平地は速いけれど、フィーリングに癖があり速さの代わりに犠牲になっているものがありましたが、新型ARはちがいます。
FEA解析とテストライドを繰り返し、剛性を向上させながら全体のバランスを調整し、これまでにあった硬くてピーキーな操作感とは無縁のあらゆる場面で自然なライドフィーリングを実現しています。
速さのために我慢することなく、どんな場面でも自然なフィーリングで走りを楽しむことが出来ます。
トライアスロンバイクとしても愛されたARの優れた乗り心地もさらに進化しています。
一見すると前作と同じに見えるシートポストは下端が前後に分割した形状を採用しています。
これにより衝撃が加わったときにシートポストがリーフスプリングのようにしなり大きな衝撃を吸収してくれます。
さらにシートポストとフレームの間にダンピングスリーブを挿入。リーフスプリングと組み合わせることで前作より112%、つまり2倍以上の柔軟性向上を果たし、どこまでも快適に走っていける乗り心地を実現しています。
また、最大30mmのタイヤクリアランスを実現しているのも大きな特徴です。
これにより乗り心地の向上だけでなく、多少荒れた路面でも安定感のある走りを実現してくれます。
近年のハイエンドバイクの主流はワイヤーのフル内蔵です。
フル内蔵そのものはバイクの外観もすっきりし、空気抵抗を減らすのに非常に有効ですが、場合によってはステムの交換の際、組みなおしに近い調整が必要になってしまい、バイクを自分の体に合わせるための調整が困難なモデルが少なくありません。
ARはその部分も考えられており、オリジナルステムはワイヤーをばらすことなくものの数分で付け替えが可能となっており、体に合ったポジションに合わせることが簡単になっています。
ステム自体も90‐140mmと豊富なサイズ展開で体に合ったポジションを実現することが出来ます。
このように細部まで作りこまれた新型ARですが、その高性能ぶりは実に多くのインプレッションからもうかがうことが出来ます。
なにより多い声が「エアロロードとは思えないスムーズで自然なフィーリング。」でどんな場面でも使える懐の深さを感じさせてくれます。
そこに多くのトライアスリートに愛されてきた乗り心地が加わり、ロードバイクのみならずトライアスロン、あるいはロングライドまで使える万能性を誇る一台としてお選びいただけます。
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それでは素敵なサイクルライフをお過ごしください。